口頭試問の答え方 — 「上手な受け答え」の作り方
小学校受験の口頭試問では、答えの正解よりも「自分の言葉で説明できるか」が見られています。よくある質問パターンから、家庭で練習できる答え方のコツまで、わかぎり21の指導現場目線で解説します。
口頭試問は、お子さまへの 1対1の質問形式の試験 です。多くの私立小・国立小で実施されており、「答えの内容」だけでなく「答え方そのもの」が評価される場面です。
「うちの子、緊張すると答えられなくなって…」というご相談を多くいただきます。本記事では、家庭で取り組める 答え方の練習法 を整理します。
口頭試問でよくある質問パターン
1. 自己紹介系
- 「お名前を教えてください」
- 「歳はいくつですか?」
- 「幼稚園(保育園)の名前は?」
2. 好きなこと系
- 「好きな食べ物は?その理由は?」
- 「好きな絵本は?どんなお話?」
- 「好きな遊びは?誰と遊ぶの?」
3. 経験系
- 「最近お母さんに褒められたことは?」
- 「お父さんとはどんなことをしますか?」
- 「お休みの日に行った場所は?」
4. 仮想シーン系
- 「友達がおもちゃを取ったらどうしますか?」
- 「困ったお友達がいたらどうしますか?」
5. 知識系
- 「これは何ですか?」(カードや実物を見せて)
- 「春の花を教えてください」
答え方の「型」
口頭試問で 印象に残る答え方 には、共通の型があります。
「答え+理由」の2文構造
「好きな食べ物は?」と聞かれた時:
- ❌ 「カレーです」(答えだけ)
- ✅ 「カレーが好きです。お母さんが作ってくれて、お肉と野菜がいっぱい入っているからおいしいです」
答え + その理由 + 具体例 が揃うと、面接官の印象に強く残ります。
「ですます調」を保つ
家庭で普段「うん」「ない」と答えている言葉遣いが、本番でも出てしまいがちです。
- 「うん」→「はい」
- 「ない」→「ありません」
- 「やったよ」→「やりました」
普段から 丁寧な言葉 に慣れる練習を。
家庭での3つの練習法
1. 「答え+理由」を会話で習慣化
夕食時、お子さまの答えに必ず 「どうして?」 を付け加えるルールに。「今日の幼稚園楽しかった!」→「どうして?」→「鬼ごっこしたから」のように。
2. 「カード式」練習
質問を紙に書いて、お子さまにカードを引いてもらう形式。週末に5問程度。
例:
- お母さんが作るお料理で何が好き?
- 好きな公園と、その理由は?
- 大きくなったら何になりたい?
3. ぬいぐるみ面接
ぬいぐるみを「先生」に見立てて、お子さまが質問に答える練習。緊張感を作る のがポイントです。
答えられないときの対処
本番でお子さまが詰まったら、面接官は 答えが出るまで待ってくれます。
家庭で教えたいのは、答えに詰まった時の 言葉:
- 「ちょっと考えています」
- 「もう一度聞いてもいいですか?」
- 「分かりません」(潔く)
これらが言えるお子さまは、本番でも落ち着いて対応できます。
わかぎり21の口頭試問対策
受験総合コース・国立・都立対策コース・発信力養成専科 では、毎週の授業で口頭試問の演習を実施しています。
特に 発信力養成専科 は、口頭試問・行動観察での自己発信力を強化するコースで、3校舎すべてで開講中。
行動観察と合わせて 行動観察で見られている5つの観点 もご参考ください。
体験授業 でお子さまの現状をご相談ください。
文責:わかぎり21 講師陣

