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学習法2026.05.16

巧緻性課題の家庭練習5選 — 指先を育てる毎日のひとくふう

ちぎり絵・紐通し・ボタンかけ・お箸の使い方 — 国立小・私立小の多くで出題される「巧緻性」課題は、特別な教材より日常の中で育てるのが最も効果的です。家庭ですぐ始められる5つの練習方法を紹介します。

巧緻性(こうちせい) は「指先の細かな動き」を意味し、小学校受験では国立小・私立小の多くで出題される領域です。

特別な教材を買い込まなくても、日常生活の中 で十分に育てられます。本記事では家庭で取り組みやすい5つの練習を紹介します。

練習1. ちぎり絵

国立小入試で最も頻出するのが ちぎり絵。色紙を細かくちぎって、下絵に沿って貼る課題です。

進め方

  1. 色紙を 1cm 角 に細かくちぎる練習から
  2. ちぎった紙を 下絵(簡単な丸・星など) に沿って貼る
  3. 慣れてきたら、指定された形 にちぎる練習

ポイント

  • 両手の指先を 細かく動かす ことが目的
  • 速さより 集中 を褒める

練習2. 紐通し

行動観察・指示制作で出題される 紐通し。手元のコントロール力が試されます。

道具

  • 大きめの 木製ビーズ(直径2cm 程度)
  • 太めの (先端が固いもの)

進め方

  1. 1個ずつ通す
  2. 色・形のパターンを真似て通す(例:赤・青・赤・青…)
  3. 紐の端を 結ぶ 練習も

練習3. ボタン・ホック・ファスナー

身辺自立とも直結する ボタンかけ。年長児で必須のスキルです。

進め方

  1. 大きなボタンから(直径2cm 以上)
  2. シャツの 自分 のボタンを最後まで自分でかける
  3. ホック・ファスナーも自分でできるように

「親がやった方が早い」を我慢して、お子さまに任せる ことが鍵です。

練習4. お箸の正しい使い方

お箸の正しい使い方は、手指の独立した動き の集大成です。

段階的な進め方

  1. 持ち方 を1日1分、毎日確認
  2. 大きな食材(さつまいもなど)から
  3. 小さな食材(豆など)にステップアップ
  4. すべり止め のあるお箸 → 普通のお箸へ

練習5. 折り紙

折り紙は 指示理解 + 巧緻性 を同時に育てる万能教材です。

段階的な進め方

  1. 半分に折る・四等分に折る(基本動作)
  2. 三角・四角 の基本形
  3. 簡単な 動物(犬・うさぎ)
  4. 複雑な作品(鶴・かぶと)

コツ

  • お子さまが詰まったら、手元を見せて ゆっくり実演
  • 完成品より 「最後まで自分で折れた」 を褒める

巧緻性を伸ばす日常習慣

特定の練習以外にも、日常で意識したいこと:

  • ハサミ を自分で使う機会を増やす
  • 粘土・小麦粉粘土 で形を作る
  • シール貼り を活用
  • ペットボトルのフタ を自分で開け閉め
  • 三角折りの雑巾 を自分で絞る

「親がやった方が早い」を我慢

5歳前後のお子さまは、何をするにも親より時間がかかります。でも、ご自身でやる経験の量 が巧緻性を育てます。

時間に余裕がある朝の身支度・お風呂上がり・寝る前のお片付けなど、お子さまの「自分でやる」を見守る時間 を意識的に作ってください。

わかぎり21の対策

受験総合コース国立・都立対策コース では、毎週の授業で巧緻性課題を取り入れています。家庭での進め方は保護者解説でもお伝えしています。

家庭学習全般は ペーパー対策の家庭学習 もご参考ください。

体験授業 でお子さまの現状をご相談ください。

文責:わかぎり21 講師陣