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学習法2026.06.14

絵画・制作が伸びる家庭習慣 — 「上手」より「楽しむ」が合格につながる

小学校受験の絵画・制作は、技術よりも発想力と取り組む姿勢が見られます。わかぎり21が、家庭で絵画・制作の力を伸ばす関わり方と習慣づくりをお伝えします。

小学校受験の 絵画・制作 というと、「絵が上手な子が有利」と思われがちです。しかし、試験で実際に見られているのは、絵の完成度や技術の高さだけではありません。

むしろ大切なのは、自分で考えて表現しようとする姿勢 や、先生の指示を最後まで聞いて取り組む力 です。本記事では、家庭で絵画・制作の力を無理なく伸ばす関わり方と習慣づくりをお伝えします。

試験で見られているポイント

絵画・制作(巧緻性を含む)の課題では、出来上がった作品そのものよりも、取り組む過程 が丁寧に観察されています。

発想力

「好きな動物を描きましょう」「公園で遊んでいるところを作りましょう」といった課題では、自分なりのアイデアを思いつけるか が見られます。お手本どおりに上手に描けることより、自分の経験や気持ちを表現できる ことが評価されます。

指示の聞き取り

「青いクレヨンで丸を3つ描いてから、その中をぬりましょう」のように、複数の指示を順番どおりに実行できるか も重要なポイントです。最後まで集中して話を聞く力が問われます。

巧緻性

ハサミで切る・のりで貼る・ひもを結ぶといった 指先の細かな動き も観察対象です。道具を安全に、丁寧に扱えるかどうかが見られます。

最後までやり切る姿勢

途中で投げ出さず、時間内に自分なりの形まで仕上げられるか。多少の失敗があっても、あきらめずに取り組む粘り強さが大切にされます。

家庭で育てる関わり方

絵画・制作の力は、特別な教材よりも 日々の関わり方 で育ちます。次の3つを意識してみてください。

自由に描かせる

まずは 「何を描いてもいい」時間 を作りましょう。テーマを決めすぎず、お子さまが思いついたものを自由に表現させることで、発想の引き出しが増えていきます。

結果を否定しない

「それは○○に見えないよ」と言いたくなっても、ぐっとこらえてください。「これは何を描いたの?」「楽しそうだね」 と興味を示すことが、表現する意欲につながります。

道具に慣れる

クレヨン・色鉛筆・ハサミ・のり・セロハンテープなど、いろいろな道具を日常的に手に取る 環境を整えましょう。使い慣れることで、試験本番でも落ち着いて取り組めるようになります。

日常でできる巧緻性の習慣

巧緻性は、遊びや生活の中で十分に伸ばせます。以下のような ひとくふう を毎日の中に取り入れてみてください。

  • ちぎる — 折り紙や広告紙を細かくちぎって、ちぎり絵にする
  • 切る — ハサミで直線・曲線を切る練習から、形を切り抜く練習へ
  • 結ぶ — ひもを結ぶ、リボン結びに挑戦する
  • 塗る — はみ出さないように色を塗る、グラデーションをつけてみる
  • 貼る — のりの量を調整しながら、ずれないように貼る

どれも 短時間 で構いません。「上手にできた」より、「自分で最後までできた」 を褒めることが続けるコツです。

やってはいけない関わり

良かれと思った関わりが、かえってお子さまの意欲をそいでしまうことがあります。次のような対応は避けましょう。

  • 親が描き直す — 「もっとこうした方がいいよ」と手を加えてしまうと、お子さまは「自分の表現はダメなんだ」と感じてしまいます
  • ダメ出しをする — 「色がはみ出している」「雑だね」といった指摘は、楽しむ気持ちを奪います
  • 完成度を比べる — ほかのお子さまや作品集と比べることは、自信を失わせる原因になります

お子さまが助けを求めてきたときだけ、手元をゆっくり見せて実演 する程度にとどめ、できるだけ 自分の力でやり切る経験 を大切にしてください。

わかぎり21の指導について

わかぎり21の 受験総合コース では、ペーパー対策や行動観察とあわせて、毎週の授業の中で絵画・制作にも取り組んでいます。

発想を広げる声かけや、指示を聞き取る練習、道具の正しい扱いまで、一人ひとりのお子さまの個性を尊重しながら 段階的に指導しています。家庭での関わり方についても、保護者の皆さまにわかりやすくお伝えしています。

絵画・制作は「上手・下手」で身構えるものではなく、お子さまが楽しみながら表現する経験 の積み重ねで自然と伸びていきます。ぜひ、ご家庭でも「楽しむ」を第一に関わってみてください。

くわしい指導内容は コース一覧 をご覧ください。お子さまの現状にあわせたご相談は、体験授業のお申込み からお気軽にどうぞ。

文責:わかぎり21 講師陣